チンゲン菜の栄養成分・効能・カロリー!妊婦さんにも良い?
チンゲン菜ですが、
実は、春と秋の年2回が旬の野菜です。
中華料理でよく出てくる食材で、家でも
肉と炒めたりして食べることも多いですね。
野菜の苦手な方や子どもなどはあまり好き
になれないかもしれませんが、ぜひ食べて
もらいたいほど、栄養価も高いですよ。
そこで今回は、チンゲン菜の栄養成分や
効能、カロリーについて紹介します。
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目次
チンゲン菜の栄養成分と効能は?
チンゲン菜には、 β‐カロテン、ビタミンC、E、
葉酸などの栄養素が豊富に含まれています。
また、ミネラルでは、鉄分、カルシウム、
リン、カリウムなども豊富で、食物繊維も
十分といった感じです。
とくに注目すべきは、緑黄色野菜に含まれる
β‐カロテンではないでしょうか。
β‐カロテンは、体内に入ると必要に応じて
ビタミンAに変性し、不足したビタミンAを
補う働きがあります。
その効能として、皮膚や粘膜などを強化し、
病原菌などが体内に入ってくるのを防ぐ
作用があるため、風邪などの予防策として
も有効です。
ただし、過剰摂取すると良くないともいわれ、
頭痛やめまい、脂肪肝や脱毛などの症状を
引き起こすことがあるといわれています。
チンゲン菜の場合、実際はどうなのでしょうか。
ビタミンAの多くは 動物性で、脂質を多く持つ
食品に含まれていますが、動物性のビタミンA
は排出されずに体内に残ってしまいます。
しかし、植物性のものは尿とともに排出される
ため、過剰摂取によって体に負担をかけること
がありません。
また、ビタミンAにはVDT症候群を緩和する
効果が期待できます。
VDT症候群とは、パソコンなどの画面を長時間
見続けた時に、心身に不調をきたす病気です。
ドライアイや 眼精疲労もこの中に含まれている
ため、テクノストレスによる目の症状を緩和
する効能も持っているようです。
ビタミンAは涙の量を一定に保ち、網膜や角膜
を保護する働きがあるので、仕事でパソコンを
長時間使う方などにはおすすめです。
最近では、市販の目薬などにもビタミンA配合の
商品が登場していますね。
チンゲン菜のカロリーは?
チンゲン菜は1株でおよそ100gほどですが、
生だと9kcal、ゆでると12kcalほどの
カロリーしかありません。
1人で食べる分なら、生20gで2kcal、加熱
しても50gで6kcalほどで、非常に ヘルシー
です。
お肉と一緒に炒める時など、チンゲン菜の
量をちょっと増やすことで、ダイエット中
の方でもカロリーを気にせず食べられそう
ですね。
チンゲン菜の栄養・妊婦さんに良い?
チンゲン菜には、妊婦さんに欠かせない
鉄分や 葉酸などの栄養素が豊富に含まれ
ています。
妊娠中は鉄欠乏性貧血になりやすい人が
多いため、葉物野菜に含まれる鉄分は
非常に魅力的ですね。
レバーやカツオなどでも摂取できますが、
食物繊維が豊富で、 便秘解消の効能もある
チンゲン菜は重宝します。
また、カリウムの利尿作用により、 むくみ
を解消したり、胎児の成長には欠かせない
カルシウムも同時摂取することができます。
さらに、葉酸が不足すると胎児の骨格や
神経にも支障を来たし、 奇形の可能性が
高まるため、積極的に摂取しましょう。
チンゲン菜は比較的どこでも手に入る野菜
ですし、大きな癖もありませんので、工夫
次第で嫌いな子どもにも食べてもらえますよ。
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