長崎くんち2015の日程・歴史・見どころ・駐車場・交通規制!
ありますね。
そのなかで、九州・長崎の秋の風物詩
として 「長崎くんち」があります。
2015年の開催を心待ちにしている人も
多いことでしょう。
長崎といえば、異国情緒あふれる街並みが
印象的ですが、開催期間中は多くの観光客
で賑わいを見せます。
そこで今回は、2015年の長崎くんちの日程
や歴史、見どころ、駐車場、交通規制など
についてご紹介します。
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目次
長崎くんち2015の日程とスケジュール
2015年開催の長崎くんちの日程は、
10月7日(水)~9日(金)の3日間と
なっています。
もともと曜日に関係なく、毎年この日程
で開催されていますので、今回は土日を
挟まないことになります。
このお祭りは、長崎市内の59の町を7組に
分け、当番制で 「踊町(おどっちょう、
おどりまち)」といわれる担当になります。
同じ町が担当するのは7年に1回なので、
それだけでも気合が入るイベントです。
2015年に参加する町は下記の通りです。
榎津町 西古川町 賑町
奉納踊の時間は、町や会場ごとに細かく
分かれていますが、 全体的なスケジュール
は下記の通りです。
(くんちの夕べ:1日目)16:00~20:30
・10月8日(中日:2日目)7:00~11:40
・10月9日(後日:3日目)7:00~11:50
雨天などの場合、順延となり、その後の
スケジュールが大きく変更されることが
あります。
1日でも雨で流れてしまった場合、各踊場に
確認したほうが良いかもしれませんね。
朝がメインのお祭りというのは少ないかも
しれませんが、早起きして見物に出かける
のも楽しいですね。
長崎くんちの歴史
長崎くんちとは、長崎の氏神である 諏訪神社
の秋季大祭を呼んでいます。
なんと、370年の歴史と伝統を誇る
一大イベントとなっています。
江戸時代の寛永11年(1634年)、二人の遊女
が、諏訪神社神前に 「小舞」という謡曲を
奉納したのが、その始まりとされています。
長崎といえば、海外との貿易が生まれた場所
ということもあり、中国やオランダ、ポルト
ガルなど、異国情緒あふれる奉納踊が特徴的
です。
そうした背景のもと、他の祭りの踊りとは
一線を画し、豪華絢爛なものとして発展し
続けました。
そして、この奉納踊は、1979年に国指定の
重要無形民族文化財となっています。
ちなみに、なぜ「くんち」というのかご存じ
でしょうか?
元々旧暦の9月9日にお祭りが行われていた
のですが、九州の方言で、9日を「くんち」
や「おくんち」と呼んでいたため、そのまま
祭りの名前になりました。
9月9日といえば、 重陽の節句(菊の節句)
として日本の五節句の1つとして有名ですね。
もともと中国発祥の節句ですので、貿易
によって影響を受けた日取りとなっている
のかもしれませんね。
長崎くんちの見どころは?
長崎くんちの最大の見どころは、前述した
通り、なんといっても異国情緒あふれる
奉納踊です。
とくに有名なのは・・・
「阿蘭陀万歳(おらんだまんざい)」
という日本舞踊をベースにコミカルな
動きが加わったもの。
そして、 「龍踊(じゃおどり)」という
中国の神事から始まったといわれる、
ダイナミックでエキゾチックな演し物です。
本場所の有料席でじっくり見たい場合は、
「諏訪神社」「お旅所」「八坂神社」
「公会堂前広場」の4つの会場で楽しめ
ます。
他にも、町内に福をおすそ分けするという
「庭先回り」も楽しみのひとつ。
お祭りのメイン会場以外に、家や店の前で
演し物が披露されるのは嬉しいですね。
長崎くんちは見どころ満載ですが、庭先
回りだと無料で楽しめますよ!
そして、会場で演し物が終わったあとは、
アンコールの意味を込めて、みんなで
「もってこーい!」という掛け声をかけます。
せっかく遊びに行くのであれば、ひと声
かけてみて下さいね。
駐車場・交通規制について
7つの町で行う大規模なお祭りなので、
交通規制も気になりますね。
例年、諏訪神社付近と、踊り町では
時間帯により交通規制が敷かれ、全面
通行止めとなります。
まだ詳細はアナウンスされていませんが、
周辺までは公共の交通機関を利用する
のが賢明ですね。
また、くんち専用の臨時駐車場というのは、
とくに設定されていないようです。
周辺地域にはコインパーキングがたくさん
ありますが、場所によっては使用できなか
ったり、車を出せなくなったりする時間帯
もあります。
ご自分が見に行く場所によっても異なり
ますので、 車で行く場合は会場から少し
距離を置いた駐車場が良いでしょう。
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