部屋での熱中症対策・夜寝ている間も注意!温度・湿度の管理を!
怖いのが 熱中症ですね。
屋外での活動の時には意識を向ける人が
多いですが、実は、熱中症の発症の約3割
が室内で起こっているとも言われています。
部屋の中で過ごしている年配の方や
赤ちゃんはもちろん、ペットにもその
危険が及ぶことも…。
きちんと対策して、健康的に楽しい夏を
ごしたいですね。
そこで今回は、部屋での熱中症の原因や
対策について紹介します。
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目次
部屋の中での熱中症・温度や湿度との関係は?
熱中症は、高温多湿の場所で過ごすことで、
大量の汗をかいて体内の 水分や ミネラルの
バランスが崩れると発症します。
暑さ指数(=WBGT)といって、温度・湿度
・輻射熱をもとに、熱中症の危険を示す数値が、
環境省から発表されています。
夏の間はこういった情報を頼りに対策すること
が大切です。
一般的に、 温度28℃・湿度70%以上の時に、
熱中症の危険性が高まるといわれています。
屋内で過ごす場合は、リビングの日の当たる
場所や火を使うキッチン、湿度の高いお風呂場
などが特に注意が必要な場所です。
節電ももちろん大切ですが、部屋で過ごす
時は、適切に エアコンを使用しましょう。
お年寄りの方や赤ちゃんがいるご家庭では、
尚更注意が必要となります。
部屋の中での熱中症・夜寝ている時にも起こる?
部屋で過ごすときに熱中症になるケース
として最も多いのが、夕方から明け方に
かけて発症する 「夜間熱中症」です。
夜寝ている時は、汗で体内の水分が奪われ、
発症する危険性もあるのです。
また、鉄筋コンクリート製の住宅が増えた
ことで、夜になっても部屋の温度が下がり
にくいことも原因です。
睡眠前にはコップ1杯水を飲み、通気性の
良いパジャマで寝るようにしましょう。
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部屋の中での熱中症・対策は?
部屋の中で起きる熱中症対策として有効
なのは、やはり エアコンの使用です。
冷房ではなく、除湿をかけるだけでも
体感温度も下がり、汗を抑えることが
できます。
とはいえ、エアコンをかけっぱなしに
すると、他の体の不調が出ることも。
朝夕の過ごしやすい時間帯や、風のある
日は、窓を開けて部屋の空気を循環させて
過ごすだけでも、熱中症対策になります。
また、水分をこまめに補給することも
言うまでもなく大切なことです。
特に暑い日には、電解質を含む飲み物を
摂取しましょう。
スポーツドリンクやアルカリイオン飲料
などがおすすめです。
赤ちゃんや年配の方には、とくに水分補給
を考慮し、顔色など何か変わった様子が
ないか、注意してあげることも重要です。
乳幼児の場合、まだ体温の調節機能が
未熟であるため、親としての管理も
求められます。
比較的若い大人の方でも、部屋で何かに
熱中している時は、休憩を挟むようにし、
エアコンの使用で環境を整えましょう。
大人の方が家にいない夏休み中は、部屋
で テレビゲームに熱中している子どもも
多く、危険な場合もあるようです。
また、お酒を飲むと利尿作用が働き、
体内の水分が失われやすくなります。
実際に、飲酒後に熱中症にかかるケース
は想像以上に多いと言われています。
夏によくビールなどを飲む方は、水分
摂取も忘れないようにして下さい。
夏は楽しいイベントがたくさんある季節
なので、楽しく過ごすためにも、日々の
健康管理が大切ですね。
疲れているときや、外でたくさん遊ぶ
子どもの場合も、熱中症を発症することが
多くなります。
脱水症状を起こすと命の危険すらあります
ので、室内外での対策は万全を期しておき
たいですね。
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