クーラー病の症状!倦怠感・眠気・頭痛・めまい・吐き気・喉にも!
クーラー。
暑い日本の夏には欠かせない夜になっても一向に気温が下がらず、
ついつい設定温度を下げてしまいがち…。
でも、気を付けて下さい!
冷房が原因で病気になることもあります。
その名も「クーラー病」ですが、意外と
厄介な症状を引き起こします。
そこで今回は、クーラー病の症状について
ご紹介したいと思います。
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目次
クーラー病の症状・倦怠感や眠気が!
クーラー病になると全身の 倦怠感や 眠気が
なかなか抜けないことが起こります。
例えば、冷房が効いたオフィスで仕事を
している時や、活発に動いている時…。
自律神経は「交感神経」が優位に傾いて
いる状態にあります。
そもそも交感神経は、体温を下げる作用
があるので、相乗効果で身体はどんどん
冷えて行きます。
そんな時、息抜きのため、一歩外に出て
みたり、トイレに行ってリラックスした
状態になるとします。
すると、リラックスした状態になった途端
今度は副交感神経が優位に傾きます。
もちろん副交感神経は体温を上げる作用が
あるため、暑い屋外に出れば、こちらも
相乗効果で体温が上がることになります。
このように、激しい温度差の場所を行き来
することで自律神経が乱れ、 体温の調整が
難しくなります。
しかも、夏の間はこのような日々が毎日
続くわけです。
交感神経と副交感神経は、いつも以上に
急激に切り替わることを何度も繰り返して
いるうちに、 「今、どちらを優位にするか?」
という判断を誤るようになります。
昼間に急激に眠気が襲ってきたり、全身の
倦怠感といった症状が続いてもおかしくない
状況です。
クーラー病がひどくなると、体温の調節機能
が正常に働かなくなり、外の暑いところに出て
みても、 汗をかけなくなったりもします。
クーラー病の症状・頭痛、めまい、吐き気も!
体がだるいと感じたり、いつも眠たい感じが
あったりしても、まだマシなほうです。
症状が進むと、 頭痛や めまいが現れ、それに
伴う吐き気を引き起こすことがあります。
ひとたび重症化すると、夏だけの症状に
留まらず、年中悩まされるようになること
もあるため、軽視することはできません。
例えば、買い物や外食などで冷房のガンガン
効いた場所に行くだけで、頭痛やめまいが
襲ってくることも。
もともと冷え性体質ではなかった方でも、
秋になっても体の冷えが止まらず、冬場は
更に辛い症状に悩むこともあります。
それでも日常生活に大きく支障を来して
いない場合は、まだ良いほうだと思います。
頭痛やめまい、吐き気などの原因が
「クーラー病かな?」と感じたら、
早い段階で対処する必要がありそうです。
夏の自律神経失調症・悪化させないためには?
クーラー病の症状・のどの痛みや鼻水も!
前述した症状は、主に 温度差によって
引き起こされることが原因でした。
しかし、それ以外にも冷気や空気の乾燥に
よって起こる、のどの痛みや鼻水なども
あります。
のどが乾燥するとウィルスや細菌の感染に
よる炎症を起こしやすくなります。
いわゆる鼻やのどの粘膜が弱くなっている
状態です。
もちろん必然的に夏風邪も引きやすくなる
ことが予想されます。
また、クーラーによって乾燥した部屋は、
ホコリや カビの胞子なども空気中に多く
浮遊することも問題です。
もともとクーラー病で自律神経が乱れたり、
抵抗力が弱っていたりすると、他の病気の
原因となる細菌、ウイルスにも弱い体に
なってしまいます。
要は、 二次的な病気が現れてくる危険性が
あるのです。
甲状腺の病気をはじめ、免疫異常が関与する
疾患に発展することも危惧し、部屋内外の
温度差を小さくしておくことも大切ですね。
もともと冷え性や 生理痛がひどいという女性は、
高価な漢方薬のお世話になる必要性も出てくる
ため、ご注意下さいね。
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