芍薬の効能!お茶や漢方薬にも利用される女性の強い味方!
芍薬と聞くと、大きな花を思い浮かべる
方も多いかもしれませんね。
実は、中国では昔から薬用として
利用されていた植物です。
今でも、お茶や漢方薬などで、
多くの効能を発揮しています。
そこで今回は、見た目も美しい
芍薬の効能についてご紹介します。
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目次
そもそも芍薬とは?
芍薬とは ボタン科の多年草。
ピンクや白のボタンに似た
大きな花を付けます。
江戸時代には「茶花(ちゃばな)」
として観賞用に生育され、品種改良
も行われてきました。
美女の形容詞として
「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」
などという言葉もあります。
女性のかかえる体の悩みに多くの効果
効能をもたらす 「女性の味方の花」
としても知られています。
また、その美しい香りはバラの花にも
似ているといわれ、ヨーロッパでは
五月のバラと呼ばれ、香水の香料にも
なっているほどです。
ギリシャ神話にも登場し、医学の神
であるパイオエン(ペオン)は生まれ
変わって芍薬になったと伝えられています。
そして、英語名の「peony(ピオニー)」
の由来となっています。
芍薬の医学的効果は東洋医学のみならず、
西洋医学でも注目されています。
日本国内では奈良、北海道、長野などで
生育が行われており、その他、北朝鮮、
中国東部、シベリア東部など、主に
東アジアで生育されています。
芍薬の効能とは?
芍薬の根には、 消炎・鎮痛・抗菌・
止血・抗けいれん作用があります。
この効能は、慢性胃腸炎や、女性の
月経不順・月経異常、冷え性、貧血、
などに有効とされています。
また、更年期障害、産前産後の諸病、
急性の筋肉のけいれん、神経痛など
の改善も期待できるようです。
主に、漢方薬として利用されることが
多いのですが、 芍薬茶というハーブティ
もあり、中国ではポピュラーな飲み物
とされています。
日本でも、お茶専門店やネット通販で
購入でき、人気が高まっています。
お茶の効能としては、血行促進による
代謝アップ、老化防止、皮膚の再生機能
を高めるといったものがあります。
また、女性の美容に効果があるのは
言うまでもありません。
末端冷え性を改善したい女性は?
芍薬を含む漢方薬は?
お茶として引用される芍薬ですが、
漢方薬としての役割をご紹介したい
と思います。
漢方薬では主に、根を乾燥させて
使用されています。
メジャーなものと効能については
・葛根湯
風邪の初期症状、寒気、肩こり、
筋肉疲労、頭痛
・芍薬甘草湯
こむらがえり、胃腸の痛み、神経痛
・当帰芍薬散
貧血、倦怠感、更年期障害、
月経不順、月経異常、不妊症
などがあります。
美人を例えるときにも使われる芍薬は、
女性にうれしい成分を多く含んでいる
ようですね。
漢方薬やお茶は劇的な効果というのは
なかなか得られません。
ただし、飲み続けることで内側から
美しくなり、病気になる一歩手前で
食い止める効果も折り紙付きです。
気になる体調不良などがあれば
チャレンジしてみるのも良いでしょう。
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