大掃除のコツ・部屋の床は?フローリング、畳、絨毯の場合!
大掃除のコツをご紹介していますが、
部屋に散乱していたものは片付いたでしょうか?
掃除すべき床が見えてきたことと思います。
さぁ、これからは自走式の掃除機にお任せして
「私たちはお茶でも」というわけにはいきません。
よく見てもらうとわかると思いますが、
床がなんとなく汚れていませんか。
今回は、大掃除のコツ・部屋の床のタイプ別にきれいにする方法を紹介します。
Sponsored Link
目次
大掃除のコツ・部屋のフローリング式の床
昔ながらの日本家屋でもない限り、家の中の床の大部分は
フローリングなのではないでしょうか。
あれこれ片づけて見える面積が大きくなると、
なんだか色がくすんでいるなぁ、と思いませんか。
それに傷もあちこちついているし、
やけにベタベタしている部分もあるのではないでしょうか。
大掃除となれば、目立つ傷をなんとかして
ピカピカに磨き上げたいと思いますよね。
どうすればいいのでしょうか。
まずは、埃やゴミを取り除きましょう。
フローリング用のクリーナーやワイパーを使うと楽です。
ロール状になった粘着シートを転がすタイプのクリーナーで
目立つゴミを取り除いて下さい。
その後、ウエットシートを先端に取り付ける
タイプのワイパーで拭き掃除、
シートをドライタイプに取り換えて磨き上げます。
目立つ傷は浅いものなら、
似た色の クレヨンで塗ると目立たなくなります。
深いものは、パテを流し込んでから
似た色のマーカーを塗ります。
腕を振るって木目を書く人もいるようです。
ホームセンターのDIYのコーナーに行けば
専用のマーカーやパテも売られていますので
試してみるのもいいでしょう。
さあ、いよいよ仕上げのワックスがけです。
と言っても、そんなに難しい話ではありません。
床材の種類に応じた液体タイプのワックスを
フローリングに垂らして準備OK。
専用のワイパーでムラが出ないように
薄く広げるだけです。
部屋の奥から出入り口に向かって
後ずさりするように作業しましょう。
そんなに汚れていないから簡単でいい、という人は、
ワイパーの先にワックスをしみ込ませたシートを
取り付けたものを使ってもいいでしょう。
20分から30分で乾きますが、
2度塗りすると効果が上がりますので頑張って下さい。
大掃除のコツ・部屋の畳
最近では、大掃除でおなじみの、
はがした畳を庭にならべて
干している光景も見られなくなりました。
「そもそも、我が家には畳の部屋はない。」
というお宅もあるかもしれません。
でも、日本に住んでいるからには、
覚えていて損はないのが畳の掃除の仕方です。
まずは大原則。
畳の掃除はホウキにしろ掃除機にしろ
「畳の目に沿って」動かすことです。
ゆっくり丁寧にやりましょう。
最近では畳にも使えるワイパーシートも売られています。
ウエットシートを使った場合は、必ず乾拭きをして下さい。
畳の目詰まりやへこみ、部分的なよごれや
日に焼けてしまっているのが目立つ場合があります。
目詰まりには、あら塩を振りかけてから塩の周りをたたくと
詰まっているゴミが浮き出てくるので、掃除機で吸い取ります。
大掃除のついでに家具を動かし、畳のへこんでいる部分が
見えてしまっている場合もあります。
そんな時はへこみの部分に固くしぼった雑巾をあてて
アイロンで蒸してみて下さい。
畳が膨らんでへこみが目立たなくなります。
気になる汚れには酢をたらした水を使い、
固くしぼった雑巾で拭きとります。
(※バケツ1杯の水に対して酢をおちょこ1杯)
日焼けにも効く方法です。
畳は水気を嫌いますので、
仕上げの乾拭きを忘れないで下さい。
焼け焦げには漂白剤、クレヨンの落書きには
歯磨き粉が有効です。
大掃除のコツ・部屋の敷き込み絨毯
特にマンションの場合、部屋の中に最初から
絨毯が敷きこまれている場合があると思います。
また、後から自分で絨毯を敷き、
家具を置いた関係で、
簡単に動かすことが出来ない場合もあるでしょう。
そんな絨毯はどうやって掃除すればいいのでしょうか。
まずは、絨毯についた埃やゴミをとるために
掃除機を 「絨毯モード」で起動させましょう。
絨毯の隅々まで毛並にさからって
掃除機をかけます。
絨毯が固くなってしまっている場合は、
ブラシをかけて毛並を復活させてから
掃除機をかけると効果的です。
毛足の短い絨毯の場合は、絨毯用のロール状になった
粘着シートを転がすタイプのクリーナーも使えます。
埃やゴミがとれたら、部分的な汚れに対応します。
飲み物などをこぼしてベタベタしている部分や
汚れが目立つ部分は・・・
雑巾を固く絞り、重曹や中性洗剤、クエン酸などを
薄めた液をつけ、叩くようにして汚れを浮かせ、
乾いた雑巾で浮いた汚れを吸い取るようにします。
この時、絨毯をゴシゴシこすってしまうと
汚れが広がってしまうだけなので注意して下さい。
家具を動かした後、絨毯がへこんでしまっている所には
スチームアイロンをあててみましょう。
へこんでいる部分の毛並がふくらんでくるはずです。
絨毯の材質によってアイロンの温度を調整して下さい。
絨毯に焼け焦げを作ってしまった場合ですが、
絨毯がウールの場合は、歯ブラシなどで焦げた部分を
こそげ落として掃除機をかけておきましょう。
合成繊維の絨毯の場合は、ます焦げた部分を切ります。
そこへ、家具の下や部屋の隅などの
目立たない部分から絨毯の毛を切り取って、
ボンドとまぜて埋め込むと目立たなくなります。
絨毯からうまく毛がとれない場合は
同系色の毛糸を細かく切って使います。
これで、もう床の上に物を散乱させないようにすれば、
今後の普段の掃除は、自走式の掃除機にお任せできるはずです。
でも、1年に1度くらいは
家中を徹底的に磨き上げるのもいいものですよ。
Sponsored Link
この記事へのコメントはありません。