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孟浩然の「春眠暁を覚えず」!全文の読み方・意味・使い方は?

春眠暁を覚えず

孟浩然の「春眠暁を覚えず」!全文の読み方・意味・使い方は?3月に入ると 「春眠暁を覚えず」
の季節に突入します。

 

春になると陽気が心地よく、なかなか
朝起きられなかったりしますよね。

 

授業中や仕事中などに、ついウトウトとして
しまう意味で使うことが多いかと思います。

 

しかし、正確な意味をご存じの上で、使用
している方は少ないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、孟浩然の「眠暁を覚えず」
の全文の読み方や意味、日常での使い方

などについてご紹介します。

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「春眠暁を覚えず」の意味は?

「春眠暁を覚えず」は・・・

春の眠りは心地がよく、夜が明けたのにも
気が付かないほどです。

という意味になります。

 

「暁を覚えず」とは・・・

夜が明けたのに気が付かず、寝過ごして
しまった。

ということを表しています。

 

 

孟浩然の「春暁」全文の読み方と意味は?

孟浩然の 「春暁」の全文は漢詩で・・・

春眠不覚暁 処処聞啼鳥
夜来風雨声 花落知多少

と書きます。

 

古文にした読み方は・・・

春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)
諸処に啼鳥を聞く(しょしょにていちょうをきく)
夜来風雨の声(やらいふううのこえ)
花落つること知んぬ多少ぞ(はなおつることしんぬたしょうぞ)

となります。

 

現代語に訳すと・・・

春の眠りは朝が来たのもわからない
今はあちこちから鳥のさえずりが聞こえる
昨日の夜中には風雨の音がよく聞こえていたけど
花もどれだけ落ちてしまったことだろうなぁ

という意味です。

 

解釈にはいろいろな説がありますが、
最も有力視されている説をご紹介します。

春の眠りはとても心地よくて、
夜が明けたのも気付かずに不覚にも目が覚めなかった。

あちこちで鳥の鳴き声が聞こえたことで朝になったことに気が付いた。

そういえば昨夜は風が強く、雨も降っていたようだ。

せっかくきれいに咲いた花だけれど、昨夜の雨と風で
どれくらいの花が散ってしまったのだろう。

となります。

 

「春眠暁を覚えず」の使い方は?

「春眠暁を覚えず」を日常生活で使うとき、
どのように使えばいいのかご紹介します。

 

・春眠暁を覚えずで、二度寝をしてしまった。
・子供が春眠暁を覚えずで、なかなか起きてくれない。

などのように、朝起きられないことを表現
する時に使います。

 

 

孟浩然とはどんな人?

孟浩然は689年~740年に活躍した、中国唐代
の代表的な 詩人です。

 

若い頃から各地を放浪し、義侠の振る舞いで
人々と交流していました。

 

立身出世にはあまり関心がなかったようです。

 

自分を気に入ってくれた韓朝宗との約束を
すっぽかして 朝廷への推薦をダメにしました。

 

また、唐の第9代皇帝・玄宗の前に出た際も、
不平不満を詩にして怒らせるなどしています。

 

詩は自然を題材にしたものが評価されており、
詩の中に人生の愁いと超俗とを行き来する心情
を詠んでいます。

 

ちなみに超俗とは、世間一般の事柄にとらわれ
ないことを意味し、俗事・俗界を超越している
ことで「超俗の境地」といった言葉もあります。

 

悪い意味では「破天荒さが目立ち過ぎる人」
良い意味では「周囲に振り回されない天才」

といった人だったようです。

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