日々の気になるトリビアを先取りで紹介しています!

   

蜂毒によるアナフィラキシー!症状や対処法は?2回目が危険?

蜂毒 アナフィラキシー

蜂毒によるアナフィラキシー!症状や対処法は?2回目が危険?に二度刺されると危ない」と聞いた
ことはありませんか。

 

刺されることで、 アナフィラキシー
起こすことがあるためです。

 

いわゆる蜂毒アレルギーと呼ばれます。

 

日本でも年間20人前後が、蜂毒による
アナフィラキシーショックで亡くなって
います。

 

とくに、スズメバチなどの猛毒種には
注意が必要です。

 

そこで今回は、蜂毒によるアナフィラキシー
の症状や対処法
を中心にご紹介します。

Sponsored Link

 

目次

蜂毒によるアナフィラキシー・主な症状と発症までの時間は?

蜂に刺された時に現れる・・・

・発赤・痒みなどの皮膚症状
・吐き気・嘔吐
・浮腫み
・寒気
・息苦しさ

などがアナフィラキシーの主な症状です。

 

重症化すると、下記の アナフィラキシー
ショック
という状況に陥ります。

・急激な血圧低下
・脈拍数増加
・脈が弱くなる
・全身の蕁麻疹・かゆみ
・全身のしびれ・痙攣
・呼吸困難
・咳・喘鳴のような呼吸音
・意識障害
・めまい

 

場合によっては、に至る危険な症状
が現れるということです。

 

蜂毒よるアナフィラキシーの特徴は、
発症までの時間が短く、刺されてから
15分以内に症状が出ます。

 

早く反応が出るほど危険といわれており、
ショック症状が出てから心停止するまで、
15分ほどしか猶予がありません。

 

速やかに対処する必要があることは
いうまでもありません。

 

オオスズメバチ、キイロスズメバチ
などは特に危険です。

 

ただし・・・
セグロアシナガバチ、キアシナガバチ、
日本ミツバチ、西洋ミツバチなどでも
同様の状態に陥ることがあります。

 

つまり、どんな種類の蜂にも 蜂毒
存在するということです。

 

 

蜂毒によるアナフィラキシー・初回より2回目が危険?発症確率は?

蜂毒アレルギーは、初めて刺された時に
抗体が作られることで起こります。

 

2回目に刺された場合、1型アレルギー反応
(即効性)が起こり、アナフィラキシーを
起こす危険性が高まります。

 

ただし、初回に刺された時、抗体が作られず、
蜂毒アレルギーを持たずに済む人もいます。

 

その場合、2回目に刺されても 局所的な症状
のみで、1~2日で治ってしまいます。

 

蜂毒は、種類によっても異なりますが、

・各種アミン
・ポリペプチド(アパミン、メリチン等)
・酵素(ホスホリパーゼ、ヒアルロニダーゼ等)

などを含む「高分子タンパク質」から組成
されています。

 

酵素類には「組織破壊作用」があるとされ、
ペプチドには 「血圧低下」「溶血」「神経毒」
「血管透過化性亢進」
などの作用があります。

 

これらの毒性が強ければ、初回でも重症化
することもあるため、注意が必要です。

 

また、蜂毒アレルギーを持ってしまった場合、
2回目に刺された時、アナフィラキシーに陥る
確率は10%程度です。

 

もちろん、刺される回数が増えると、その
確率も上がっていきます。

 

その他、初めて刺された時から時間が空いて
いると、発症率は下がるともいわれています。

 

しかし、それも個人の体質にもよるため、
一概にはいえません。
 
スズメバチの天敵!オニヤンマやハチクマ、長野県民!
 

 

蜂毒によるアナフィラキシー・主な対処法は?エピペンも有効?

スズメバチなどに刺された場合、まず 傷口
流水で洗って毒を落とします。

 

針が皮膚に残っている場合、爪で弾くように
して取り除いて下さい。

 

つまんで取ろうとすると、逆に毒が体内に
押し込まれてしまうことがあります。

 

あとは、患部を冷やしてすぐに病院に行く
ことが大切ですが、アナフィラキシー反応
があれば、 救急車を呼ぶ必要があります。

 

エピペンというアドレナリン注射を打つと、
体に現れる反応を遅らせることができます。

 

一度重症化した人などは、医師から携帯を
促されると思いますので、所持している際
は、速やかに太ももに注射します。

 

これにより治療するまでの時間を稼ぐこと
ができます。

 

エピペンを注射しても、治療をしたことに
はなりませんので、必ず医師に診てもらう
ことが大切です。

 

 

とくに、凶暴なスズメバチが活発化するのが
秋口です。

 

ぜひ、山に登る時などは黒い服などを避け、
白っぽい服を選ぶようにして下さい。

Sponsored Link

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。