日々の気になるトリビアを先取りで紹介しています!

   

若草山の山焼き2016の日程・穴場スポット・駐車場・交通規制!

若草山の山焼き 2016

若草山の山焼き2016の日程・穴場スポット・駐車場・交通規制!1月の奈良の風物詩に、 若草山の山焼き
があるのをご存じでしょうか。

 

山全体が燃える光景はまさに圧巻ですが、
花火も打ち上げられるなど、一大イベント
となっています。

 

2016年の開催を楽しみにしている人も
多いことでしょう。

 

その歴史は意外と古く、江戸時代以前から
行われていたようです。

 

お祭り好きの人はぜひ一度、足を運んで
みてはいかがでしょうか。

 

そこで今回は、2016年の若草山の山焼きの
日程、時間、見どころの他、穴場スポット
や駐車場、交通規制
についてご紹介します。

Sponsored Link

 

目次

若草山の山焼き2016の日程と時間

若草山の山焼きは、毎年1月の 第四土曜日
に行われています。

 

2016年の開催日程と時間は、以下のように
なります。

・日程:2016年 1月23日(土)
・時間:山焼き点火=18:30(花火=18:15)
・開催場所:奈良公園内 若草山一帯

 

若草山の山焼きの歴史と見どころ

若草山は、奈良市内を見下ろす山で、
標高は342m

 

この山の33ヘクタールの草地に火を付け、
山全体を燃やそうというのですから壮観
な行事です。

 

 
一般的に、山焼きというと農業的な意味
が大きいのですが、この若草山の山焼き
は、今では 「神事」となっています。

 

歴史は古く『南都年代記』という文献の
1255年のところに記述があります。

 

由来は諸説ありますが、 東大寺 興福寺
の争いの中で起こった山火事が起源では、
という説が有力です。

 

双方のお寺の勢力争いがあまりにも激化
していたため、若草山が緩衝地帯となって
いたというのです。

 

若草山には、ワラビやゼンマイといった
山菜の他、肥料や飼料になる草が生えて
いました。

 

冬に野焼きをするのは、それらの草がよく
繁殖することからで、野焼きそのものは
自然発生的に始まったようです。

 

しかし、火を扱うことで危険な事態に
陥ることもあります。

 

監視人が置かれたり、近隣から 火消要因
が動員されたりということもありました。

 

1760年、やっと両寺の争いが収まると共に、
両寺と奉行所の三者が立ち会って山焼きが
行われるようになりました。

 

観光イベント化されたのは、1900年頃の
こととされています。

 

当初は、 紀元節である2月11日に行われて
いました。

 

1950年に1月15日の成人の日に変更され、
山麓でのアトラクションや点火前の花火
なども、この頃から行われています。

 

ハッピーマンデーの影響で開催日時が変化
しましたが、現在1月の第四土曜日に行われ
ています。

 

 
見どころは満載で、以下のようなイベント
が行われる予定となっています。

 

・春日の大とんど(13:00~18:00)
山焼きに合わせ、春日大社の大とんどが
おこなわれます。

 

お正月に神社に持ち込まれた古いお札や
注連縄飾りなどが燃やされる、いわゆる
「お焚き上げ」です。

 

・御神火奉戴祭(16:45)
大とんどから「御神火」を貰い受け、
この後、若草山まで運びます。

 

・聖火行列出発 (17:05)
法螺衆(金峯山寺の山伏)の先導により、
「御神火」を運ぶ厳粛な時代行列が出発
します。

 

・水谷神社松明点火(17:15)
水谷神社能舞台付近には松明点火場が
設けられています。

 

ここで春日の大とんどの聖火が松明に
移されます。

 

・野上(のがみ)神社 祭典 (17:45)
松明は野上神社へ運ばれ、かがり火に
点火されます。

 

その後、山焼きの無事を祈る祭礼が
行われます。

 

続いて、東大寺および興福寺の僧による
読経が行われる中、かがり火から松明に
火を移し、山麓中央に設けた大かがり火
に点火します。

 

大花火打ち上げ(18:15)
約200発の花火が山焼き開始の合図として
打ち上げられます。

 

澄んだ冬の夜空にくっきりと浮かび上がる
花火の美しさは格別です。

 

奈良県で尺玉を観ることが出来る唯一の
機会とされています。

 

・山焼き一斉点火(18:30)
山麓中央の大かがり火から松明に移された
火は、ほら貝・ラッパ・号砲の合図と共に、
一斉に若草山の草地に点火されます。

 

点火された火が下から山を飲み込んでいく
ような様は、まさに最大の見どころですね。

 

また、当日は以下のイベントも行われます。

・鹿せんべい飛ばし大会(12:30~15:00)
・消防団出発式典(17:00~17:20)
・炎舞(18:30~19:00)

 

特に、総勢100名の老若男女がダイナミック
な踊りを披露する 「炎舞」も見どころです。

 

若草山の山焼きの穴場スポット

若草山の山焼きは、夜空に浮かび上がる炎の
饗宴ですから、少し離れた場所からでも十分
楽しむことができます。

 

・春日野園地(奈良公園内)
・飛火野
・浮雲園地

辺りも良いでしょう。

 

平城宮址もちょっと離れているように思い
ますが、綺麗に見える穴場的スポットです。

 

奈良県新公会堂は、定番といった感じですが、
見学場所が広いので、スペースの確保が意外
と楽ですね。

 

近鉄百貨店奈良店の屋上からは、平城京跡の
大極殿の後方に若草山が見えます。

 

トイレにも行きやすいので子供連れには安心
のスポットだと思います。

 

生駒山の山頂からも綺麗に見えますので、
人ごみが嫌いな人にはおすすめです。

 

若草山の麓の場合は、どこのスポットも、
早めの行動を心がけるしかありません。

 

むしろ、遠くから見るというのも風情が
あって良いかもしれませんね。

 

・西ノ京の大池
・奈良市立若草中学校の歩道橋
・平城京朱雀大路跡

などからも十分見ることができます。

 

 

混雑・駐車場・交通規制について

例年、10万人の人出があるといわれる
当日は、大変な混雑が予想されます。

 

若草山へは、近鉄またはJRの奈良駅から
徒歩で向かうことになります。

 

近鉄の奈良駅からは20分、JRの奈良駅
からだと40分ほどかかります。

 

近鉄の奈良駅からはバスが出ていますし、
タクシーを利用する方法もありますが、
渋滞は必至です。

 

近鉄の奈良駅から歩くことをおすすめ
します。

 

主な駐車場は・・・

・登大路観光駐車場
・大仏前観光駐車場
・高畑観光駐車場
・春日大社駐車場

などです。

 

他に、近鉄及びJRの駅周辺にもいくつか
駐車場があります。

 

また、コインパーキングを利用するのも
1つの手です。

 

しかし、いずれにしても交通規制の関係で
使い勝手が悪かったり、お祭終了後速やか
に出庫できない可能性もあります。

 

車で行くのは極力避けたほうが良さそうです。

 

交通規制については・・・

 

山焼き当日は、14:00から周辺の道路で規制
が始まります。

 

若草山山頂に向かう「新若草山ドライブウエイ」
および、大仏前観光駐車場付近の交差点から
春日大社へ向かう道の一部は14:00~20:00まで
車両通行禁止になります。

 

また、登大路駐車場から大仏前観光駐車場を
経て、高畑観光駐車場までの道も16:00以降
車両通行禁止になります。

 

つまり、この3つの駐車場から車が出せるのは
20:00以降になりますので、注意して下さい。

 

東大寺、春日大社周辺の道路も、歩行者専用
になっている所が多いです。

 

平城旧旧跡周辺、薬師寺、勝間田池(大池)
周辺でも交通規制が敷かれます。

 

前日に公式HPで確認しておくと安心ですね。

 

 

いかがでしたか?

いくら炎の祭典とはいえ、冬真っ只中に
行われる行事です。

 

出掛ける時には、 防寒対策も必要ですね。

 

現在は観光イベント化されているとはいえ、
あくまでも「神事」なので、厳粛な気持ち
で臨みましょう!

Sponsored Link


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。