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アセトン臭とはどんな臭い?ケトン臭・アンモニア臭との違いは?

アセトン臭とは

アセトン臭とはどんな臭い?ケトン臭・アンモニア臭との違いは?口臭や体臭など、人から発生する臭い
どうしても気になるものです。

 

大人も、そして子供もエチケットとして
気を付けなくてはいけませんね。

 

そんな体臭の中でも、 「アセトン臭」
呼ばれるものをご存知でしょうか…。

 

ケトン臭やアンモニア臭もありますが、
何か違いがあるのでしょうか。

 

そして、発生する原因とは一体何なの
でしょうか。

 

そこで今回は、アセトン臭とはどんな臭い
なのか、原因なども併せてご紹介します。

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目次

アセトン臭とはどんな臭い?口臭や尿が臭うの?

アセトン臭とは、主に の腐ったような、
リンゴの腐ったような臭いと表現される
ことが多いです。

 

甘酸っぱい感じですが、決して良い香り
といったものではありません。

 

人間の代謝の過程で、体内に発生する物質
に、アセトン体と呼ばれるものがあります。

 

そして、私たちの 血液には、常にアセトン
が混ざっています。

 

何らかの原因で上手く代謝ができない状況
になると、尿や口臭などがアセトンの臭い
になってしまうのです。

 

 

アセトン臭とケトン臭、アンモニア臭との違いは?

体臭の名前で、 ケトン臭 アンモニア臭
というのも耳にすることがあるかと思い
ます。

 

この3つの違いについては・・・

 

まず、アンモニア臭というと、尿を思い
浮かべる人が多いかもしれませんね。

 

これは、 疲労の蓄積などによりアンモニア
が正常に分解できなくなると発生します。

 

特に飲酒などで体内にアルコールが入ると、
毒性の強いアセトアルデヒドやアンモニア
といった具合に、次々に分解されて異なる
物質へ変化します。

 

最終的には、二酸化炭素と水となって尿に
排出されますが、代謝が上手く行かないこと
もあります。

 

また、激しい運動を行なった時、汗に 乳酸
が混ざり、アンモニア臭を発生させること
もあります。

 

もちろん大元の原因はアンモニアですので、
アセトン臭とは根本的に違います。

 

しかし、ケトン臭の場合はアセトン臭と
同じものを意味します。

 

アセト酢酸やD-3ヒドロキシン酢酸という
アセトンの総称をアセトン体、もしくは
ケトン体と呼んでいます。

 

アセトン臭の原因は?糖尿病などの病気も?

体内の ブドウ糖が不足することで、体は
飢餓状態を感じ、ケトン体(アセトン体)
を大量に発生させます。

 

また、主な原因となる病気に糖尿病
挙げられます。

 

糖尿病の人はエネルギー源としてブドウ糖
を上手く使用することができません。

 

その代用として、ケトン体を使用している
とされています。

 

ですから、アセトン臭は糖尿病独特の臭い
ともいわれています。

 

しかし、他にも発生させる要因が無いわけ
ではありません。

 

ダイエットで極端な 糖質制限をしていると、
体内でケトン体が発生し、同じ臭いを放つ
ようになります。

 

あまり無茶なダイエットをすると、思わぬ
副産物を生んでしまうようです。

 

ただし、ダイエットが原因の場合、数か月
もすると体がケトン体の処理を覚えるよう
になり、臭いも収まるようです。

 

 

子供や赤ちゃんにも発生するの?

糖尿病やダイエットが原因というと、 子供
には関係がないという感じがしますね。

 

子供はまた、別の原因でアセトン臭が発生
する場合があります。

 

それはアセトン血性嘔吐症という病気で、
2~6歳の子供が発症するといわれています。

 

症状としては、顔色が悪くなったり、嘔吐
が頻繁に見られたりします。

 

低血糖を伴うと、口臭がアセトン臭を放つ
ようになるようです。

 

重症になると 脱水症状を起こすこともあり
ますし、原因がはっきり解明されていない
ため、注意しておいたほうが良さそうです。

 

2歳未満の赤ちゃんの場合は、発症しないと
されています。

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