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喪中のお正月の過ごし方!初詣・おせち・料理・正月飾りは?

喪中 お正月 過ごし方

喪中のお正月の過ごし方!初詣・おせち・料理・正月飾りは?過去1年間に身内に不幸があった場合
「喪中」といいます。

 

そんな時期のお正月の過ごし方でNG
とされていることはあるのでしょうか。

 

年賀状のやり取りを控えるということ
は知っている人が多いと思います。

 

ただ、それ以外のことは、経験のある
方でないと意外と難しいですよね。

 

そこで今回は、喪中のお正月の過ごし方で
気になる、初詣・おせち・その他の料理・
正月飾り
などについてご紹介します。

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目次

喪中のお正月の過ごし方・初詣は行っていいの?

そもそも喪中という考え方の根本には、
「先祖を大事にして供養をする」
という儒教の教えがあります。

 

昔は実の親が亡くなった場合、3年間は
喪中とされていました。

 

現在は一周忌までとすることが多いです。

 

期間中は、基本的に 「慶事」を控えるの
が習わしとなっています。

 

ですから、「おめでとう」という挨拶自体
もNGということになりますね。

 

お正月には様々な行事がありますが、
どこまで行ってはいけないのでしょうか。

 

まずは 初詣についてです。

 

神社になりますので、宗教の問題が絡んで
きます。

 

神社神道は儒教とは喪の考え方が違います。

 

神道の場合、実の親が亡くなってから
50日間が忌服期間です。

 

この間は、神社への参拝やお祭りは
控えなくてはいけません。

 

仏教の場合は、49日が忌服期間ですが、
浄土真宗には「忌」という概念がなく、
喪に服すということもありません。

 

宗教によって、それぞれ考え方が違う
ようですね。

 

一般的にも 「喪中の初詣はNG」という
考え方の人が多いので、迷ったら控えた
ほうが良いかもしれませんね。

 

 

喪中のお正月の過ごし方・おせちや他の料理はどうする?

続いて、お正月の 料理はどうするべき
なのでしょうか。

 

メインともいえる「おせち料理」は、
そもそもお正月をお祝いする意味を
持っています。

 

慶事は禁止されていますので、やはり
NGとなります。

 

最近では、49日を過ぎれば食べて良い
という考えの人も増えています。

 

お祝いの食事として食べるのではなく、
普通のお皿で食べれば、大きな問題は
ないようです。

 

ちなみに、大晦日に食べる年越しそばは、
長寿を願ったり、1年の役を切り捨てる
という意味のものです。

 

お祝いの料理ではありませんので、食べ
ても大丈夫です。

 

もうひとつ、お正月といえば 雑煮を頂き
ますよね。

 

本来は「喜ばしいことを願う」という
意味で食べるものです。

 

ですが、お正月以外にも雑煮を食べること
はありますし、冬の味覚の一つとして頂く
分には問題ないでしょう。

 

もちろん、それぞれ宗教的な問題も関与
しますので、考え方も異なるようです。
 
喪中期間の結婚式・ゴルフ・飲み会は?
 

 

喪中のお正月の過ごし方・正月飾りはどうする?

最後に、 正月飾りについて悩むことも
あるかと思います。

 

家の前に飾る門松しめ縄などです。

 

こちらもお祝いのための飾りですので、
喪中の間は控えたほうが良いでしょう。

 

とくに49日が明けていない場合は、
やめたほうがいいです。

 

門松は、 年神様が迷わず家に辿り着く
ための目印ともいわれていますよね。

 

ただ、年神様はそれぞれの家庭の先祖
を神格化したものという考え方もある
ようです。

 

つまり、家族の誰かが亡くなり、喪中
となる期間は、ご先祖様も同様に喪に
服されているような気がしますね。

 

神様と考えても、この期間だけは家に
招くのは失礼に当たるとされています。

 

もちろん外に飾るものですから、喪中
なのにお祝い事をしていれば、非常識
と思われてしまうかもしれません。

 

家の中では 鏡餅を飾りますが、年神様
が正月期間に宿る場所とされています。

 

飾る行為自体もNGとなりますが、招く
ことができないので必要性がなくなる
ようです。

 
 

世間的にも お正月休みに入りますが、
家の中でゆっくり過ごすというのが
一番かもしれませんね。

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