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冬至の食べ物!「ん」がつく七種とは?小豆やこんにゃくの由来!

冬至 食べ物

冬至の食べ物!「ん」がつく七種とは?小豆やこんにゃくの由来!12月に入り、すっかり日も短くなると
「冬至」を迎えます。

 

クリスマスを目前にしたこの季節に、
食卓にかぼちゃが並び、お風呂に柚子
を浮かべる家庭も多いことでしょう。

 

なぜ真冬なのに夏の食べ物である
かぼちゃを食べるのか
、不思議に
思ったことありませんか。

 

また、小豆やこんにゃくなどを食べる
風習もあるとされています。

 

そこで今回は、冬至の食べ物や風習
にまつわるお話をご紹介します。

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目次

冬至の食べ物・「ん」が2つずつ付く冬至の七種とは?

冬至といわれて真っ先に思いつくのは
かぼちゃではないでしょうか。

 

実は、その他にも、冬至の風習の1つに
「運盛り」というものがあります。

 

古来から日本には、季節の節目などに、
お供え物を飾る(盛る)風習があります。

 

たとえば、ひな祭りには菱餅、十五夜
には月見だんごなどといったものです。

 

その風習のひとつに、冬至の運盛りが
あり、 冬至の七種と呼ばれる食べ物を
お供えしていました。

 

【冬至の七種(ななくさ)】
・南瓜(なんきん)※かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)※うどん

 

一見すると共通点が浮かびませんが、
よく見ると「ん」という文字が2回
ずつつく食べ物なのです。

 

つまり、「ん=のつく食べ物を
お供えしていたということです。

 

最近でも、西日本、特に関西圏を
中心に根付いている風習です。
 
2015年の冬至はいつ?日の出・日の入り時間は?
 

 

冬至の食べ物・かぼちゃや小豆、こんにゃくの由来は?

冬至というのは、一年の中で一番
日が短い日にあたります。

 

天文学的には、多少前後しており
ズレが生じているのですが…。

 

とにかく冬はこれからが本番になって
いくので、 栄養のあるものを食べて
寒い季節に備えようという習慣です。

 

冬至に食べるものとして最も有名な
かぼちゃは、栽培が比較的簡単だと
いわれています。

 

また、夏に収穫しても、冬まで保存
できるものとして食材の少ない冬に
重宝されていました。

 

その上、栄養豊富ということもあり、
冬至にかぼちゃを食べると、無事に
冬を越せるという言い伝えができて
いきました。

 

冬瓜(とうがん)も夏の食べ物ですが、
寒い冬まで保存が効くため、その名が
つけられたそうです。

 

また、赤い色が邪気払いになるという
ことで、 小豆粥 赤飯が食べられてい
ました。

 

南瓜と小豆を一緒に煮る、「冬至南京」
有名です。

 

他にも、「砂おろし」といって、1年間
で体内に溜まった砂を出すために食べる
ものに 「こんにゃく」があります。

 

あまり知られていませんが、冬至の
食べ物(行事食)は意外と多いのです。
 
かぼちゃの切り方・電子レンジで簡単に!
 

 

冬至の風習・柚子湯に浸かる理由とは?

柚子には、 血行を促進する効果があり、
風邪予防に良いとされています。

 

冬を健康に過ごすため、冬至に栄養豊富
なかぼちゃを食べ、柚子湯に入るという
風習は有名ですね。

 

他にも、ゆずの香りが「邪気払い」
なるという説や、万一何かあっても、
「融通が利く(ゆうずう=ゆず)」
いう言い伝えもあります。

 
 

かぼちゃ特有の甘味は好きな人も多い
ですが、逆に嫌いな人も多いとされて
います。

 

他にも、免疫を強化する ビタミンCや、
抗酸化作用のある ビタミンEを含む
食べ物を同時に摂取して、寒い冬を
乗り切りましょう。

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