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果物の食べ過ぎは太る・下痢・肌荒れ・糖尿病も!妊婦には?

果物 食べ過ぎ

果物の食べ過ぎは太る・下痢・肌荒れ・糖尿病も!妊婦には?暑くなると夏バテで食欲がなくなり、
冷たくて水分の多い 果物が欲しくなります。

 

また、秋になるとおいしい果物が市場に
出回り、つい食べ過ぎてしまうことも…。

 

確かに、ビタミン、ミネラルなどの栄養
が豊富で、健康に良い印象は強いです。

 

ですが、過剰摂取すると思わぬ弊害を
招くこともあるようです。

 

太っていたり、胃腸機能が衰えて下痢
を繰り返す人も心配ですし、糖尿病や
妊婦さんへの影響も危惧されます。

 

そこで今回は、果物の食べ過ぎによる
体への弊害
についてご紹介します。

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目次

果物の食べ過ぎは太る?下痢や肌荒れの原因にもなる?

果物は、さらりと食べられる上に水分の
比率も多いため、 太るイメージは少ない
かもしれませんね。

 

ただ、果物のほとんどには甘みがあり、
当然、糖質が多く含まれています。

 

普通に適量を食べている分には問題は
ありませんが、食べ過ぎると太る原因
になることは明らかです。

 

単に糖質といっても、様々な種類のもの
があります。

 

デンプンを構成する ブドウ糖、砂糖の成分
である ショ糖、主に果物に含まれる 果糖
なども挙げられます。

 

全て果物に含まれるものですが、比較的
若いものと成熟したものでは、その量も
変化します。

 

ブドウ糖やショ糖は、体内に入ると血糖値
を上げ、この上昇を抑えるために膵臓から
インスリンが分泌されます。

 

これにより一部は 脂肪へと合成され、体内
に蓄積されて太る原因になります。

 

しかし、果糖の場合は筋肉細胞でインスリン
を必要としますが、その多くは肝臓で速やか
に代謝されるため、肝臓レベルでインスリン
を必要としません。

 

つまり、血糖値を上げることはありませんが、
肝臓で余剰分の糖質と判断されると中性脂肪
として蓄積されていきます。

 

熟したものやドライフルーツでも、糖質の量
は増えることになるため、太りやすくなります

 

また、果物の種類や食べ方によっては、 下痢
を引き起こす原因にもなります。

 

とくに、ブドウや梨、柿などは消化も悪く、
食べ過ぎた後に胃痛や腹痛を起こすことも…。

 

スイカやメロンなどは水分量も多く、体を
冷やす効果と相まって、下痢をしたという
経験のある方も多いことでしょう。

 

桃やさくらんぼなどの バラ科の果物の場合、
ソルビトールという糖質が含まれています。

 

これは腸で消化吸収されにくいため、お腹
の調子を崩すことも珍しくありません。

 

柑橘類などの クエン酸を含む果物は、腸管
を刺激するので、こちらも同じような結果
を招くことも…。

 

果物は、独自の消化酵素を持っているため、
食べてから30分くらいで胃を通過します。

 

ただし、他の食べ物と一緒に食べると、
胃を通過できずに残ってしまいます。

 

そうなると、糖が発酵したり、他の食べ物
の消化不良の原因になったりします。

 

せっかくビタミンやミネラルを摂取して
いるのに、胃腸機能が衰えて下痢をくり
返すと、上手に吸収することも難しいです。

 

果物は健康には欠かせませんが、過剰摂取
だけには注意して下さいね。
 
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果物の食べ過ぎは糖尿病や肝臓の病気になる?

果物に含まれる糖質の多くは果糖ですが、
他の糖質も含まれているため、食べ過ぎ
糖尿病の心配も出てきます。

 

ブドウ糖やショ糖により、インスリンの
の分泌を必要以上に促すと、膵臓の働き
にも陰りが見えてきます。

 

血糖値が基準値を超えるようになれば、
いわゆる「境界型」のラインをも超えて
しまいます。

 

また、現在糖尿病の方は、果物で摂取する
カロリーを80kcalまでに制限するように
ご注意下さい。

 

とくに、ドライフルーツや缶詰の果物の
食べ過ぎは、血糖値を大きく上昇させる
ため、控え目にしておきましょう。

 

また、果糖を多く摂取すると、肝臓に脂肪
が溜まり、 脂肪肝になってしまいます。

 

そうなると血糖値を下げる働きが低下し、
糖尿病が悪化することも予想されます。

 

脂肪肝になることで、動脈硬化が進行したり、
脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすこともあると
いわれています。

 

将来的に、 肝硬変 肝がんを発症する危険性
もゼロではありません。

 

肥満気味の人は危険度も増すため、食生活や
運動なども含め、解消する努力も必要です。
 
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果物の食べ過ぎによる妊婦さんへの弊害は?

果物を食べることで、体を冷やす効果がある
といわれています。

 

ただし、 妊婦さんにとって体を冷やすことは
厳禁とされていますよね。

 

妊娠初期のつわりで食欲がないと、酸っぱい
ものを欲しがったり、爽やかな果物をつい
食べ過ぎてしまうため、要注意です。

 

また、糖質が豊富な果物は、血糖値を上げて
しまうため、「妊娠糖尿病」の発症も心配
されます。

 

お菓子よりはいいと思って食べてしまう方
も多いですが、やはり過剰摂取は問題です。

 

また、果糖は他の糖質とは異なり、お腹の中
の赤ちゃんが大きくなる可能性が指摘されて
います。

 

難産 帝王切開なども予想されるため、心配
の種になることも考慮しておきましょう。

 

8ヶ月位になってからは、果物をセーブした
ほうが良いともいわれていますが、適量
あれば問題はないかと思われます。

 

どんな食べ物であれ、過剰摂取というのは、
必ず 自覚できているはずです。

 

精神的なものが関与していることも大きい
ため、ストレスなどを解消することも重要
ですね。

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