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竜胆(りんどう)の花言葉と由来!英語では?清少納言に愛された花!

竜胆 花言葉 由来

竜胆(りんどう)の花言葉と由来!英語では?清少納言に愛された花!春に芽を伸ばし、秋に紫色の美しい花を
咲かせる 竜胆(りんどう)

 

秋を代表する花であり、薬草としても知られて
いますが、特に敬老の日のプレゼントとしても
人気がありますよね。

 

竜胆は薬効の高い漢方薬にも調合される薬草
でもあること…。

また、昔から花色である は地位の高い人が
身にまとう色として大切にされてきたことから、
フラワーギフトとして人気のようです。

 

そこで今回は、竜胆の花言葉や由来、特徴
などの情報をご紹介します!

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目次

竜胆の花言葉と由来

竜胆の 花言葉には・・・

「悲しんでいるあなたを愛する」「勝利」「貞操」
「正義(感)」「誠実」「寂しい愛情」「的確」

といったものがあります。

 

「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉は、
群生せずに1本ずつ花が咲くという特徴と、悲しみ
をイメージさせるような青紫の花の色に由来する
と言われています。

 

竜胆は根が 胆汁のように非常に苦味が強く、
最上級を意味する「竜」の名を冠されたことから
「竜胆」になったという説があります。

 

そのため、漢方薬の調合にも使われる薬草なの
ですが、花言葉にある 「勝利」とは、病気に勝つ
(=健康への「勝利」)
ことに由来しているとも
言われています。

 

 

竜胆の英語での花言葉

竜胆は英語では、 「gentian」と言います。

 

紀元前180年の古代ギリシャ時代の王である
ゲンティウスがその薬効を発見したことから、
その名前の由来となっています。

 

英語での花言葉は・・・

「loveliness(愛らしい)」
「intrinsic worth(固有の価値)」
「I love you best when you are sad(悲しんでいるあなたを愛する)」

など。

やはり群生せずに凛とした立ち姿から
綺麗な花言葉が多いですね。

 

 

竜胆の特徴

竜胆は 日光を好む植物で、日光が当たっている
間は花を開かせており、曇りや雨の日は花を閉
じてしまいます。

 

また水が切れてしまうと根が傷み、枯れて
しまうほど乾燥に弱いです。

 

かといって、水が多くても根が傷んでしまう
という、ちょっとデリケートな花です。

 

竜胆は秋を代表する花というイメージが強い
ですが、切花としては に出荷のピークを
迎えます。

 

竜胆は昔から人の生活圏付近、主に水田
溜め池の近くで自生していました。

 

これは田んぼや溜め池の周辺は農家の人が
草刈をしていたからだと考えられています。

 

というのも、背が高くない竜胆が生育するには、
背の高い植物が生えていては日光を遮られて
しまうのです。

 

農家が定期的に草刈をしてくれ、また水分が
切れない場所だからこそ、自生できたという
ことです。

 

つまり人の手入れがない場所ではなかなか
育ちにくいと花でもあります。

 

清少納言は枕草子の中で竜胆のことを
次のように評しています。

 

『りんだうは、(中略)異(こと)花どもの
皆霜枯れたるに、いとはなやかなる色あいにて
さし出でたる、いとをかし』

 

「竜胆は、(中略)他の花がみんな霜枯れ
したころに、特別に鮮やかに咲いていて、
素晴らしい」という意味になります。

 

昔から愛されていた花であることが
うかがえますね。

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