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大暑の候の読み方と意味!時期はいつ?時候の挨拶を含む例文も!

大暑の候 意味

大暑の候の読み方と意味!時期はいつ?時候の挨拶を含む例文も!はがきや手紙をもらった際、 「大暑の候」
という言葉を目にしたことはありませんか?

 

ビジネス文書などを書くときなどにも
使用される、時候の挨拶の1つです。

 

こういった挨拶は、春夏秋冬の四季がある
日本独特のもので、使用する時期が難し
かったりしますね。

 

というのも、 旧暦 新暦が入り混じって
使用される場合があるからです。

 

そこで今回は「大暑の候」の意味や時期、
使い方
などについてご紹介します!

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目次

大暑の候の読み方と意味は?

まず「大暑」とはなんと読むのでしょう。

答えは、音読みでそのまま 「たいしょ」です。

 

「候」も音読みで「こう」と読み、
「〇〇の季節になりました」といった意味…。

間違っても「そうろう」と読まないように
して下さいね。

 

つまり「大暑の候」の読み方は 「たいしょのこう」
意味は「大暑の季節になりました」となります。

 

大暑というのは、二十四節気のひとつで、
立春や立夏、夏至、冬至などの仲間です。

 

文字通り、1年の中で一番暑い時期を意味
するものですが、あくまでも旧暦の言葉
です。

 

新暦(現行歴)では、もっと暑い時期が
あるかもしれませんね。

 

ちなみに大暑の日の7月23日(頃)は、
天ぷらの日とされているんだそうです。

 

 

大暑の候の時期は?いつ?

さて、大暑の候を使う時期はいつ頃からか
というと7月23日前後です。

 

二十四節気は太陽の動きを元に、計算され
ているため、毎年必ず同じ日とは限らない
のですが、大体この前後になるようです。

 

二十四節気はその日1日を表すことが多い
のですが、実は次の節気が来るまでの 期間
を意味する場合もあります。

 

さらに「候」を付け加えることで、大暑から
次の節気の 「立秋(8月8日頃)」の前日まで
の期間を指すことになります。

 

日付は正確ではありませんが、大暑の候は
7月23日~8月7日くらいまでに使います。

 

ちょっと変な感じがしますが、暦の上では
2015年の場合、8月8日からは秋に入ります。

 

ちなみに、暑中見舞いは小暑から立秋の前日
までですので、7月7日~8月7日頃までですね。

 

 

大暑の候の使い方・時候の挨拶を含む例文と結び

それでは、最後に大暑の候を使った
季節の挨拶の例文を紹介しますね。

 

書き出しと結びのみですが、
手紙を書く際の参考にしてみて下さい。

 

(冒頭の挨拶)

拝啓 大暑の候、ますますご繁栄の事とお喜び申し上げます。
拝啓 大暑の候、ますますご発展のほどお喜び申し上げます。
大暑の候、暑さもひとしおですが、お元気でいらっしゃいますでしょうか。

 

(結び)

本格的な夏を迎え、ますますのご発展をお祈りしています。敬具
暑さ厳しき折、くれぐれもお身体をおいといください。敬具
暑さが厳しいですが、お体ご自愛ください。

 

拝啓 敬具は使わない場合もありますが、
かしこまった人への手紙などに入れると
文章が引き締まった感じがしますね。

 

謹啓謹白などを使うと、もっとかしこ
まった表現になり、お詫びの挨拶などに
用いやすくなります。

 

このような挨拶文の入った手紙は、もちろん
ビジネスだけで使うものではありません。

 

目上の人へのお手紙などに使用すれば、
「お!」と思われるかもしれませんね。

 

今や、何もかもメールで済ませることが
できる時代に入っていますが、 ここぞと
言う時に手紙を出すのも良いですね。

 

今回ご紹介した「大暑の候」で、
一筆したためるのも良いでしょう。

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