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山吹の花言葉と由来!万葉集や古今集でも詠われる春の季語!

山吹 花言葉 由来

山吹の花言葉と由来!万葉集や古今集でも詠われる春の季語!春に咲く花の1つに 山吹がありますね。

3月下旬から5月にかけて咲く花で、
絵具などのあの「やまぶきいろ」の山吹です。

 

オレンジがかった黄色のような色の花で
時代劇などでは小判の愛称にもなっていますね。

 

花を見たことがある人は意外と少ないかも
しれませんが、実に神々しい金色、鮮明な
黄色
といった表現がピッタリの花を咲かせます。

 

そこで今回は、山吹の花言葉とその由来、
季語
などについてご紹介します!

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山吹の花言葉と由来

見た目にも鮮やかな山吹の 花言葉

「気品」「崇高」「待ち焦がれる」「金運」

の4つです。

 

何故このような花言葉になったのかというと、
それはある伝説が由来となっています。

 

その伝説とは、谷底に落とした金貨が
山吹の花になったというものです。

金貨が変化したから、気品、崇高、そして金運
という意味付けをされたようですね。

 

花の色も、金色とも呼べるような濃い黄色なので、
このような言葉がピッタリだと思います。

この伝説を知っていれば、山吹を見かけた時に、
今までと違うイメージを持つかもしれませんね。

 

花言葉はこういった神話(特にギリシャ神話)
などが由来になっているものが多いんですよ。

 

他にも、山吹の花には
「太田道灌(おおたどうかん)の山吹伝説」
という伝説もあります。

 

室町時代後期の武将で、あの江戸城を築城した
とされる人物ですね。

興味のある方は、こちらの話も調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

山吹は春の季語!

また、山吹は 春の季語に指定されています。

細かく言うと「晩春」の季語なので、
初夏も間近に迫っている頃に使う言葉です。

 

若葉とともに黄金の花を咲かせ、散りやすいその姿は
万葉集の頃から詩歌で読まれてきているというので、
かなり歴史は古いんですね。

 

山吹を使った俳句はたくさんありますので
いくつかご紹介しますね。

・蛙鳴く甘南備川に影見えて今か咲くらむ山振の花/厚見王『万葉集』
・吉野川岸の山吹ふく風に底の影さへ移ろひにけ/紀貫之『古今集』

 

昔は山吹を 「山振」と書いたんですね。

でも、万葉集では山振ですが、古今集の時には
現在の形になっています。

 

時代が変わってもたくさん読まれています。

・山吹や宇治の焙炉の匂ふ時/松尾芭蕉『猿蓑』

 

いずれも情景が浮かんでくる俳句ですね。

他にも山吹を使った句はたくさんありますので、
探してみるのも楽しいですよ。

 

 

山吹の特徴

最後に山吹の基本情報を紹介します。

山吹は バラ科ヤマブキ属に属しています。

 

学名は「Kerria japonica」といい、
スコットランドの植物学者に由来しているようです。

 

英語名は「Japanese kerria」です。

「japonica」や「japanese」が使用されているので、
もともと 日本固有の植物だったことが伺えますね。

 

晩春に明るい黄色の花を咲かせ、その色は
やまぶきいろの語源になっています。

 

ちなみに、オレンジと黄色の中間の色のことを
「やまぶきいろ」と呼んでおり、まだ浅い 紅葉の
季節
をも思い出す人も多いことでしょう。

 

国内では北海道から九州まで分布しているので
日本中で見られる花と言えますね。

国外では中国でもみられるようです。

 

万葉集の頃から詠まれていたとおり、日本では
かなり古くから咲いている花とされ、庭に栽培
されることも多い種です。

 

花は一重のものと八重咲きのものがあり、
八重咲きのものがとくに好まれ、多く栽培されています。

 

似た花でシロヤマブキというものがありますが、
これは別属で日本では岡山でのみ自生しています。

 

もしこの春見かける機会があれば、その花言葉や
伝説、俳句などを思い出して下さいね。

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