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桜餅の葉は何の葉っぱ?食べる?食べない?塩漬けの作り方は?

桜餅 葉

桜餅の葉は何の葉っぱ?食べる?食べない?塩漬けの作り方は?春になると 桜餅を食べる機会も増えるかと思います。

とくに3月3日のひな祭りやお花見シーズンにも
よく見かける華やかな色のお餅です。

 

という言葉があるだけに 春のイメージがありますが、
実は、1月頃から食べられているみたいですね。

 

ピンク色のお餅を巻いている葉っぱ
おそらく桜の葉だろうと察しはつくものの
桜の種類などが決まっているのでしょうか?

 

また、葉っぱまで食べる人もいれば、
食べないという人もいて、マナーとしては
どちらなのでしょうか?

 

そこで今回は、桜餅の葉の種類や塩漬けの作り方、
食べる時のマナー
などをご紹介したいと思います。

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目次

桜餅の葉・何の葉っぱ?種類は?

桜餅の葉は何でも良いのでしょうか?

実はそうではないんです!

オオシマザクラという伊豆の温暖で雨の多い気候で
育った桜の葉っぱが良いのです。

 

しかも、桜餅の葉にするために専用に育てている
場所があるんですって!

その場所とは静岡県松崎町

松崎町と南伊豆町が7:3の割合で桜餅の葉を
生産しているのです。

 

この地域で育った桜の葉には、あの良い香りの成分
「クマリン」が多く含まれているので、独特の香りと
色を出す事が出来るのだそうです。

 

初夏に若い葉っぱを摘み取るので、
とても柔らかくそのまま食べられるほどです。

 

葉の裏に産毛が生えていないのもオオシマザクラの特徴で、
塩漬けにすると、桜の葉っぱ特有の甘酸っぱい豊かな香りを
楽しめます。

 

八重桜やソメイヨシノではダメなんですね・・・。

 

 

桜餅の葉・塩漬けの作り方

「家でも桜餅を作りたい!」という方。

そしたら、勿論あの桜の葉の塩漬けが無くては
始まりませんね。

 

というわけで、家で塩漬けを作る時の
簡単なレシピを紹介しますね!

もし材料が揃えば、2~3日で作れてしまうので
意外と簡単でお手軽ですよ♪

 

《桜の葉の塩漬けのレシピ》

(材料)
・桜の葉:50g
・塩:10g
・白梅酢:50cc

 

1.桜の葉を良く洗う。

2.水を切って熱湯を注ぎ、すぐにお湯を捨てて冷水につける。
(※色褪せないようにする為)

3.余分な水気を切る。

4.漬物容器やケーキの型などに分量の3分の1量の塩をまいておく。

5.その上に大体同じ大きさの桜の葉を10枚程度二つ折りにして並べる。

6.残りの塩を全ての葉にふりかけ、白梅酢を周りに注ぎ込む。
(※白梅酢が無いときは濃度20%程度の塩水で代用)

7.ラップを敷いて落し蓋の重石を乗せる。

8.冷暗所または冷蔵庫で保存し、2~3日したら重石を少し軽くする。

 

これで桜餅の葉の塩漬けが完成します。

30分程度 塩抜きしてから使って下さいね。
 
柏餅の葉にはどんな意味が?
 

 

桜餅の葉・食べる?食べない?

ところで、桜餅の葉っぱ、皆さんは食べますか?

それとも食べませんか?

マナーとしてはどっちが良いのでしょうか?

 

色々調べてみると、 甘いお餅 しょっぱい葉っぱ
ハーモニーが美味しいということで、意外と食べる人
が多いようですね。

 

お茶会の席などではどうでしょうか?

かしこまった席では、桜餅から桜の葉をはがし、
その葉を折ってお餅の下に敷いておきます。

 

黒文字(お餅を切り分けるのに使う)を使って
一口大に切り分けながら食べると良いそうです。

残った葉や軸は懐紙に包んで持ち帰るのが
マナーとされています。

 

ただし、お茶の流派によっては食べる場合もある
ようなので、春にかしこまった席に呼ばれている時には
事前にお相手に確認した方が良いかもしれませんね。

 

また、関東の小麦粉で作った皮の桜餅と、関西のもち米で
作られた 「道明寺」と呼ばれる桜餅によっても、食べる
食べないは分かれるようです。

 

一般的なマナーとしては「食べない」方が多いみたいです。

ちなみに和菓子屋さんに聞いてみても
「食べる派」「食べない派」に分かれる模様です。

 

桜餅の葉には、あの良い香りの成分「クマリン」が
含まれていますが、そこには微量ですが発ガン性がある
とも言われています。

 

食べない方が健康の為というお店もあれば、
「ぜひ葉の香りと塩味もお餅と一緒に味わって下さい」
というお店もあるらしいですね。

 

結局お家で食べる場合は、好きなように食べるのが
良いという事でしょう♪

 

ぜひ今年の春も桜餅、食べてみてくださいね!

オオシマザクラの葉が使われているのか~?なんて
考えながら食べると、今までより一層味わい深く
食べる事が出来るかもしれませんよ。

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