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春雨の意味と由来!中国生まれの食べ物、春雨料理も!

春雨 意味 由来

春雨の意味と由来!中国生まれの食べ物、春雨料理も! 「春雨や蓬(よもぎ)をのばす草の道」

 

芭蕉が読んだ句で、 「春の雨がしとしとと降り注ぎ、
蓬の成長が春の到来を告げている」
という意味です。

まるで春のはじまりの情景が目に浮かぶようですね。

 

でも、現代では「春雨」と聞くと、思わず食品
思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。

 

これは何か関係があるのでは?ということで、
春雨の意味や由来にご紹介したいと思います。

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春雨の意味とは?

「春雨」はその名の通り、 春に降る雨の呼び名のひとつです。

前述で例として挙げた俳句のように、
季語としてもよく使われていました。

 

江戸時代中期の俳諧論書である三冊子では、旧暦のお正月
から2月頃までの春先に短い時間静かに降る雨は「春の雨」
春の後半である3~4月頃にしとしとと長く降る雨を 「春雨」
と呼び区別していました。

 

「春雨」は草木や花々が芽吹くころに降る雨を指す言葉
なので、命をはぐくむ 恵みの雨であると同時に、春を迎える
喜びや咲き誇る花々の躍動感や飛躍、期待などの意味
が込められているそうです。

 

 

食べ物の春雨・名前の由来は?

では、 食べ物の春雨がそう呼ばれるように
なった由来とは何なのでしょうか?

 

春雨は、主に中国の緑豆やジャガイモ・さつまいもの
デンプンを原料に、約1000年も昔から作られています。

 

中国では「粉条(フェンティアオ)」
主に北京では「粉絲(フェンスー)」
台湾では「冬粉(タンフン)」

など、地域によって呼び名が違います。

 

日本には鎌倉時代に禅僧が精進料理の食品として
伝えたといわれており、伝統的な 「落下式製法」
今でも続けている製造会社があるほど歴史のある食品です。

 

この落下式製法、小さな穴の開いた機械から春雨の
生地を流し、高いところから熱湯の中に落とす方法。

 

その春雨の生地が落ちてくる様が、細く静かに降る
春の雨のようだというところから 「春雨」という
名前がつけられたそうです。

 

 

春雨を使った料理

春雨は長期保存できるよう乾燥させてあるので、
通常は水や湯で戻してから料理に使います。

 

日本でもなじみのある中華料理「粉絲肉末」
いわゆる 麻婆春雨のように炒めてみたり、
鍋料理や春巻きの具として加えたりします。

 

また、食感がフカヒレと似ていることから、
フカヒレの代用として使用することもあります。

 

日本で有名春雨料理といえば、熊本の郷土料理である
「太平燕(タイピーエン)」でしょうか。

初めてこの料理名を聞かれる方のために、
どのような料理なのか、少しだけ…。

 

太平燕は元々中国福建省福州市の郷土スープ料理でしたが、
明治時代に日本に伝わったといわれています。

 

手に入らない中華食材を日本食材で代替しながら
日本独特の形となり、最終的に 春雨麺料理となりました。

今日までご当地グルメとしてみなさんに
愛され続けています。

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