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こどもの日の意味と由来!鯉のぼりや兜を飾る意味とは?

こどもの日 意味 由来

こどもの日の意味と由来!鯉のぼりや兜を飾る意味とは?「こどもの日ってなぁに?」
子どもに尋ねられた時、みなさんはきちんと
答えてあげることができますか?

 

実は、知っているようで詳しいことは
わからない祝日のひとつだったりしませんか?

 

子どもの何をお祝いする日なの?

こどもの日っていつから始まったの?

 

そんな疑問に応えるべく、
今回はこどもの日の意味や由来について
お話させていただきます。

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目次

こどもの日の意味と由来

こどもの日、別名 「端午の節句」奈良時代から続く
とても古い風習が元となっているといわれています。

 

当時、端午の節句は男の子を祝うような特別な日
ではなく、月のはじめ(端)の午(うま)の日
行う風習を指すものだったと言われています。

 

そして、毎月5日に行われる風習だったものが、
数字が重なる 5月5日に定着していったともいわれています。

 
この辺りは中国で縁起の良い数字とされる9を並べた
9月9日の重陽の節句に似たところがあります。

 

その日は邪気を払う意味合いを持つ 菖蒲
柏の葉と一緒に軒下に飾ったり、菖蒲湯に入って
いたりしていたため「菖蒲の節句」などとも
呼ばれていました。

 

しかし、江戸時代に突入してからは「尚武の節句」
と呼ばれることが多くなり、将軍に男の子が生まれると
誕生と成長を祝うお祭りのとして広まっていきました。
 
重陽の節句(9月9日)の由来とは?
 

 

こどもの日に鯉のぼりを揚げる意味と由来

それにしても、なぜこどもの日に
鯉のぼりを揚げるのでしょうか?

もっと男の子らしい強い魚もいると思うのですが…。

 

それは遡ること江戸中期、鯉のぼりは庶民の中でも
比較的裕福な家庭の中で生まれた風習だといわれています。

 

中国の「竜門」という故事で、滝を上りきり
唯一 に生まれ変わったのが鯉だと言われています。

これにちなんで男の子の立身出世を願って、
鯉の描かれた絵を飾るようになったのが始まりだとか。

 

その飾り方は、江戸時代では 真鯉のみ、
明治時代には 緋鯉が増え、昭和時代には 子鯉
一緒に揚げるようになりました。

 

今では男の子に限らず「こども」という括りで、
女の子も一緒にお祝いする家庭も多く、
家族の人数分の鯉を揚げる家庭もあるそうです。
 
こどもの日の食べ物・何を用意する?
 

こどもの日に兜を飾る意味と由来

では、 を飾る意味はなんでしょうか?

江戸時代で「尚武の節句」と言われるように
なったところにヒントがありそうですね。

 

武家で従来から梅雨時期に行われていた武器や
防具の手入れ
に由来するといわれています。

 

いつからか端午の節句に防具である兜や鎧などを
家の中に飾り、「災いが家の中に入ってこないように」
との願いを込めて飾られるようになったという説があります。

 

そこから 「男の子を事故や病気などの災いから
守られるように」
との願をかける形に変わり、
現在では兜を飾るようになったそうです。

 

余談ですが、兜の他に五月人形を飾られる方も
いらっしゃると思います。

この五月人形は、元々兜に飾られた勇ましい
人形がモチーフになっていると言われています。
 

こどもの日が祝日になった由来は?

 

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