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レンコンの栄養や効能・妊婦さんに良い訳とは?

レンコンの栄養と効能

レンコンの栄養や効能・妊婦さんに良い訳とは?10月頃になると、お買い物に出た時に
レンコンをよく見かけるようになりまね。

煮物やきんぴらなど、色んな調理方法で食べられるため
すごく優秀な野菜なんです。

今日はそんなレンコンの栄養や効能についてのお話をします。

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目次

レンコンは、蓮の地下茎が肥大したもの!

原産地は インドで、日本には5世紀頃に中国から伝わってきました。

レンコンの内部には空洞があり、いくつかの節に分かれていますが、
節の長さは品種によって違います。

 

輪切りにすると穴が多く空いていることから
”先を見通す”ことに重ねられ、縁起ものとして
正月のおせち料理にも使われています。

 

レンコンは、主に沼沢地や蓮田などで栽培され、
光や空気から守って日持ちさせるために、
出荷、販売の時には 泥のついたままの状態です。

 

それ以外の、水煮状態のもののほとんどが
中国から大量に輸入されています。

安価で販売されているもののほとんどが中国産ですね。

 

レンコンの栄養と効能

主成分は デンプンで、 食物繊維を多く含有しており、
体内でエネルギーとなって体を温める効能があります。

 

また、ビタミンCが100g中50mg以上と豊富で、
レモンと同等くらい含まれています。

デンプンを多く含んでいるというレンコンの特性によって、
加熱後もかなり多くのビタミンCを残すことができます。

 

また、その特性によって、
疲労回復、美肌効果、風邪の予防、発ガン物質の抑制
などの効果が期待できます。

 

他にも、ムチンタンニンといった
特殊成分も含まれている特徴もあります。

レンコンを切った時の糸がムチンです。

ムチンは、複合タンパク質で、
納豆のネバネバ成分と同じ物です。

 

また、空気にふれると酸化して黒ずんできますが、
これはポリフェノール系の色素が含まれているためです。

 

最もすごいところは、
根茎、葉、果実、花弁、雄ズイ、花托、幼芽と、
全てを薬用で使用することが可能な点です。

 

 

レンコンのカロリー・ごぼうと比較すると!?

栄養満点のレンコンですが、実は意外と 高カロリーなんです。

100gであたりのカロリーで比較すると
レンコンが66kcal、大根が18kcal、ほうれん草が20kcal、
ごぼうが65kcal、かぼちゃが91kcal
なので、
野菜の中では高カロリーにあたると思います。

 

しかし、栄養満点で知られている ごぼうと比較しても、
ほぼ同カロリーなので、しっかり栄養を摂りたい方、
食物繊維を摂りたい方にはおすすめの野菜ですよ。

 

レンコンの効能・妊婦さんに良い!

妊娠中によくあるトラブルの1つに、 便秘があります。

つわりやホルモンの影響で、お腹が大きくなって
腸が圧迫されることで便秘になりやすくなります。

 

しかし、妊婦さんは市販の便秘薬を飲むことは避けたいので、
食物繊維を多く含んだレンコンで予防することができますよ。

 

レンコンには、食物繊維だけでなく、胃を整えるムチン、
鉄分も豊富に含んでいています。

まさに妊娠中・産後の女性にとって、ぴったりの野菜なんです。

酢レンコンや煮物にしてあっさりと食べると
授乳期間に見られる 鉄欠乏性貧血なども解消できそうですね。

 

少し硬めの食感が嫌いという人もいますが、
薄く切ったきんぴらや、ポテトチップスのように揚げると
美味しくいただけると思いますよ。

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